マウスピース矯正(インビザライン)

透明なマウスピース型の矯正装置です。ワイヤー矯正と違い、周囲に気づかれることなく矯正治療を行うことができます。人前に出る機会が多い方でも安心して、矯正治療を行えます。

マウスピース矯正(インビザライン)では歯の動きに合わせて少しずつ、マウスピースの形が変わることで歯並びを整えていきます。ワイヤー矯正のように大きな力が掛かることがないので、痛みや違和感が少なく矯正ができます。

マウスピース矯正(インビザライン)はシミュレーションによって、正確に設計されています。ただ、順調に歯が動くためにはマウスピースをしっかりと装着して、交換時期を守ることが重要です。しっかりとコントロールができれば、通院間隔もゆとりを持たせることができます

マウスピース矯正(インビザライン)はワイヤー矯正とは治療のステップが異なります。マウスピース矯正(インビザライン)ではシミュレーションの元になる型どりをすることから治療が始まります。

デジタルデータを元にシミュレーションは作成されます。現在の歯並びからどの程度、歯を動かして完成の歯並びになるのかを設計することができます。患者様の希望を最大限、反映させることができます。移動量は0.1mm単位で細かく設定されているので、制度の高いシミュレーションが可能になります。

シミュレーションが完成後、実際にセットするマウスピースを作成します。マウスピースをセットする前に歯の表面にポッチ(アタッチメント)を付けたり、歯と歯の間に隙間を作ることがあります。これらの作業はシミュレーションに従って設計されています。

治療が始まると自分でマウスピースを交換時期ごとに付け替えていきます。自己管理をしっかりして、マウスピースを交換していくことが大切です。定期的に医院でチェックをすることがあります。

ホワイトニングとマウスピース矯正(インビザライン)は一緒に行うことはできます。ただ、歯の表面にポッチ(アタッチメント)が付いているときは注意が必要です。アタッチメントがついている部分は周りに比べるとホワイトニング剤が浸透しにくいことがあるからです。矯正治療中よりも矯正治療後の方がホワイトニングにはお勧めです。矯正治療で使うマウスピースをホワイトニングのジェルを入れるトレーとして用いることも可能です。

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