治療期間は?

症例によって、治療期間は変わってきます。全体的に歯を動かす場合は、2年前後になることが多いです。前歯を中心とした治療の場合は半年くらいで終わることもあります。個人差もあるので、治療期間は前後することがあります。

食事は?

食事のときはマウスピースを外さなければいけません。外食のときは慣れるまでは不便を感じることもありますが、習慣化することが必要です。食事中は咬み合わせに変化があると食べにくいことがあります。ゆっくりと咬んで食べることで対応しましょう。食べものので注意するものは着色の可能性のあるもので、カレーなどは歯をきれいに磨いてもマウスピースが着色することがあります。

飲みものは?

マウスピースを付けての飲みものは、原則、水をお勧めします。糖分の入っているものはカリエスリスクを高めるので、避けましょう。糖分の入っていない、お茶や紅茶も避けたほうがいいです。お茶類はステインがマウスピースにつくことあるのでできれば、外した状態で飲みましょう。しっかりと、うがいをすればほとんどの飲み物を摂取することができるので、必要以上に心配は要りません。

しゃべるのは?

マウスピース矯正(インビザライン)を装着してのしゃべるのは違和感があることは否めません。厚さは0.5㎜ほどと薄めの素材ですが、口腔内に異物が入ることは変わりはありません。慣れとともにしゃべることに違和感はなくなります。人前で話すときなどは、マウスピースを外して話すことは問題ありません。一日の装着時間は一定時間以上になるように調整しましょう。

痛みは?

矯正力が掛かることによる痛みは少ないです。一つのマウスピースで動く量は小さく設計されているので、歯に掛かる矯正力も小さいからです。むしろ、マウスピースを外すときに歯に掛かる力によって痛みが出ることがあります。無理な着脱をすることなく、着脱の方向に工夫をすることが大切です。

装着時間は?

装着時間は最低1日20時間以上です。理想は22時間以上の装着が求められます。食事中は基本的には装着しているイメージになります。慣れるまでは違和感を感じることもあると思いますが、慣れるとマウスピースを装着していないことに違和感を感じるようになるものです。そうなるように頑張りましょう。

合わなくなったら?

マウスピース矯正(インビザライン)では治療中にマウスピースが合わなくなることがあります。装着時間が不足していたり、シミュレーション通りに動かない歯があるときなどにおこります。このような場合でも心配することはありません。マウスピースと歯にズレがあったところから、治療を継続することができるからです。その際に再度、型どりをしてマウスピースを作成する手間はかかります。

歯を削るの?

歯の大きさをコントロールして歯をアーチの中に並べられるようにすることがあります。歯と歯の間に隙間を作ることで歯の大きさを調整します。歯を削るといってもコピー用紙で数枚程度です。痛みが出たり、むし歯になるということは原則ありません。

後戻りは?

矯正治療に後戻りは付き物です。矯正治療後にもとに戻るとする力が働くことで歯の位置が変わります。歯が外側に開いたり、歯並びが再びデコボコしたりという現象を起こします。後戻りを起こさないために保定が重要です。保定装置にも種類がありますが、主にマウスピース型のものを用います。素材としてはマウスピース矯正(インビザライン)よりも硬めの素材を使用します。

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